胸が大きい人と小さい人の違い
胸の大きさに遺伝は関係ある?
胸の大きさといえば、やはり遺伝的な関係性を疑いたくなるものです。
想像通り、やはり遺伝的な要素もあると言われています。
ですが遺伝的要素だけがバストサイズを決定するものではないと言われています。
つまり、ある程度は遺伝的な要素で決まる部分もあるけれど、巨乳の遺伝子がなくてもバストアップすることは可能だと言われているのです。
逆に巨乳の遺伝子を持っている場合には、昭和以前のような貧困による栄養不足や、近年のような過剰ダイエットによる栄養不足など、何か特定の事情がなければ巨乳になってしまう可能性が高いということになります。
何故こんなことを書くのかといえば、実はバストの悩みは「小さい」だけではなく「巨乳に悩む」女性も案外いるからです。
小さいだけでなく、大きすぎるバストも時として女性の悩みになってしまうんですね。
そういう意味では、遺伝的要素は無視できないポイントの一つではありますが、バストを大きくしたい女性にとって考えれば、決定的事項ではないという点では一筋の光と言ってもよいでしょう。
実際に巨乳タレントのお母さんが全て巨乳かといえば決してそうではないことでも分かりますよね。
思春期の栄養状態
ではバストを大きくする遺伝的要因以外には何が考えられるでしょう?
それは、バストが一番成長する思春期の栄養状態が大きく関係しているようです。
飽食の現代で「栄養不足」ということはまずありませんが、ダイエットによる影響は大きく関係しているようです。
近年では下手をすれば小学校の高学年くらいからダイエットを気にする女の子も増えていると言います。
飽食の現代では栄養状態も良好なために思春期を迎える年代もどんどん下がっており、小学校の中学年くらいで初潮を迎える女子も少なくないと言われています。
小学校の中学年といえば、まだまだ本当に子どもです。
「ちびまる子ちゃん」が小学3年生であることを考えてもそれは明白ですよね。
ちびまる子ちゃんは1965年生まれですから、まさに昭和の小学生です。
当然初潮とはまだまだ縁遠い年代です。
ですが現代の小学生女子は、それくらいの年齢で初潮を迎えるため小学生のうちからバストの変化が見られる子も少なくありません。
その年代では男子からからかわれることを気にして、バストが大きくなるのを嫌う女の子もいると言われています。
同時におませさんではダイエットを始める子さえいるそうです。
そういったことが正常な成長を妨げてしまうというケースもあるのだそうです。
バストを大きくするためには体型もポイント
遺伝的要素、思春期の栄養不足(ダイエット)などと並んで重要なポイントの一つが『体型』です。
誰でも分かっていることと思いますが、太っている女性に貧乳の方はいませんよね?
逆にお相撲さんのように、男性でも太っている場合は女性のバストのように膨らんだ胸の男性も多いものです。
それもその筈、バストを作っているのは乳腺と脂肪なのです。
乳腺というのは、赤ちゃんにおっぱいを与えるための『母乳の通路』みたいなものです。
どんなに貧乳の女性でも、どんなに巨乳の女性でも、ほぼ同じだけの乳腺を持っています。
妊娠すると乳腺は徐々に授乳のために発達していきます。
また若い女性は誰でも、ある程度乳腺の発達が見られますが、授乳後や閉経後などは乳腺も萎縮してしまうためバストの張りが落ちてしまいます。
バストアップサプリメントの多くは、この乳腺の発達を目的としたものです。
大豆イソフラボンも同様に、女性ホルモンのような働きによって乳腺を発達させてバストアップするという目的です。
ですが、実は乳腺と同様・・・いや、場合によっては乳腺以上に重要な役割を果たすのが『皮下脂肪』です。
乳腺の量はほぼ決まっているため、どんなに乳腺を発達させてもバストアップ効果には限界があります。
実は巨乳の女性のバストの殆どは『皮下脂肪』が詰まっているのです。