離れた胸を正しい位置に戻すには
胸の小さな女性では余り目立ちませんが、比較的胸の大きな女性に多い悩みが、バストが垂れることに次いで「左右の離れたバスト」となっています。
左右のバストが離れていると、ブラジャーをしている時には誤魔化すことができますが、ブラジャーを外すと垂れたバストと同じように「老けた感じ」を与えてしまいます。
またバストが離れていると、せっかくのボリュームも台無しになり、本来より小さく見えてしまいます。
離れたバストは位置を直すことができるのでしょうか?
左右のバストが離れてしまうのは何故?
左右のバストが離れてしまうのは、比較的バストの大きい人に多いのですが、実は目立たないだけでバストの小さい人にも起きてしまいます。
ではバストが離れてしまうのはどうしてなのでしょう?
実はバストが離れてしまうのは、バストが垂れるのと同じ理由です。
バストが垂れてしまうのは、胸の重さが重力に耐えられなくなってしまうからというお話しをしました。
バストが左右に流れてしまうのも同じです。
ブラジャーのサイズが合っていなかったり、ノーブラで過ごす時間が多かったりすると、バストは下方向だけでなく脂肪がさまざまな方向に流れ出そうとします。
よくバストアップのために、背中やお腹・脇腹・腕などからお肉を集めて胸に持ってくることをしますが、ホールドされていないバストは逆にバストから背中・お腹・脇腹などに脂肪がどんどん流れてしまうのです。
当然ですが一番流れ出しやすいのが左右の脇腹に向かってです。
するとバストは左右が離れたようになってしまうのです。
離れた胸を元の位置に戻すにはどうすればよい?
既に離れてしまったバストは、早めに補正して直してあげましょう。
どうすれば良いかというと、やはり一番重要なのは「サイズの合ったブラジャーで補正する」ということです。
ブラジャーは大きくても小さくても駄目で、サイズの合ったものでなければ形を補正することはできません。
ではサイズの合ってないブラジャーとは、どんなものでしょう?
・きつすぎて肉がはみ出てしまうようなブラジャー
・腕を上げたり運動すると、アンダー位置が上がってしまうブラジャー
・運動するとバストが大きく揺れてしまうブラジャー(運動の際にはスポーツブラを着用のこと!!)
・カップの中でバストが浮いたり隙間ができるブラジャー
このようなブラジャーはバストの形を崩す原因となるばかりが、バストを垂れさせてしまう原因にもなります。
ブラジャーはできれば採寸してもらってサイズの合ったものを使用するようにしたいですね。
また誰にでも多かれ少なかれあることなのですが、実は左右のバストのサイズは微妙に違うことが殆どです。
場合によってはかなり違う人もいます。
そのような場合には「大きい方の胸」にサイズを合わせ、小さい方のバストにはパッドを入れて対応しましょう。
その他には、バストが垂れるのを防ぐのと同様に、大胸筋を鍛え、クーパー靭帯に負担をかけないように注意し、バスト周辺の脂肪を胸に集めるようにしてマッサージをおこないましょう。