コンプレックスの塊は、誰も幸せにしない

2014/08/26考え方コメント(0)

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コンプレックスは悩みの元でもあり、向き合いたくないものですが、いつかどこかで折り合いをつけなくてはいけないものでもあるのです。

 

ところが折り合いがつかないと、コンプレックスは塊になってしまい、あなただけでなく周囲を不快な気持ちにさせてしまうかもしれません。

 

 

 

コンプレックスは、がんばるあなたのモチベーション

 

コンプレックスという言葉は主に、劣等感という意味で使われます。

 

例えばAさんが、努力をして難関資格を取ったとします。

Bさんも頑張って同じ資格を取ろうと頑張りましたが合格することが出来ませんでした。

 

そんな時に、Bさんの心にコンプレックスがわき上がってくるのは自然なことです。

 

そんなときコンプレックスを上手に変換すれば、努力の源になってくれます。

Bさんがこれからがんばる為のモチベーションとして、心強いサポーターになってくれるのです。

 

 

優越コンプレックスとは

 

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Bさんのように「また次のチャンスのために頑張る」方に劣等コンプレックスのエネルギーが向かえば最善ですが、人には様々な事情があるもの。

もう次に資格取得の為のチャンスはないといった場合、ほとんどの方はあきらめて他の目標を目指すなど、心に折り合いをつけていきます。

 

ところが、コンプレックスの持つエネルギーが、間違った方向へ向かう場合があります。

 

それが優越コンプレックスです。

優越コンプレックスは、自分を高めてコンプレックスを和らげようとするのではなく、相手を貶める事でプライドや価値を守ろうとする心理です。

 

この場合で当てはめると、「あの資格は取っても意味がない」「自分は資格など持たなくても優れている」といった言い訳じみた感情がBさんの心を駆け巡ります。

悔しい!諦められないというやり場のない感情がネガティブに変換され、次第にBさんをコンプレックスの塊にしてしまうのです。

 

あなたの周りにもいませんか?他人の短所とアラを探すのが得意な方って。

その方はもしや、コンプレックスの塊かもしれません。

 

 

こだわりが邪魔を…

 

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コンプレックスの塊になってしまうと、

「努力でコンプレックスを克服しようとはしない」という特徴が出てきます。

 

これは単なる怠け者で努力しないという事ではありません。

コンプレックスの塊は、自分を過剰に守ろうとプライドも同時に大きくします。

ところが裏付けのないプライドは、もろく壊れやすいもの。

もし失敗してしまったら…耐えられないのです。

 

やり場のないコンプレックスを感じてしまったら、こだわりを捨ててちょっと一息ついてみませんか?

もしかするとあなたを輝かせてくれる場所は、そこではないのかもしれませんよ。

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