【おすすめ】マンガ「コンプレックス・エイジ」で知る34歳の現実!加齢とファッション・佐和子編

2014/09/23おすすめコメント(0)

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2013年前期のちばてつや賞に入選した「コンプレックス・エイジ」というマンガをご存知ですか?

「コンプレックス・エイジ」はその名の通りコンプレックスと年齢を題材にした作品です。

 

若い時から、大好きなファッションを着ているときが一番の幸せという34歳のOL・佐和子が、自分の“加齢”と向き合わざるをえなくなったとき…。

そんな佐和子の葛藤が、残酷なほど繊細に書かれている作品です。

 

 

 

何もかもうまくいっていたはずだったのに…

 

主人公の佐和子は結婚2年目、優しく自分を愛してくれる旦那様もいて、会社でも後輩から慕われている楚々とした美人OLです。

 

そんな佐和子の趣味は「ゴスロリファッション」。

歴は18年で専門誌にも紹介されたことがあるカリスマロリータファッショニストです。

 

愛する旦那様もゴスロリファッションを受け入れてくれ、物語の始まりでは一緒に“はなまるうどん”に食事へ出掛けるシーンが出てきます

周りのお客さんは30代半ばになる佐和子のゴスロリファッションにちょっと引いているのですが、佐和子は全く気にしていません。

 

 

加齢のコンプレックスが凝縮されたストーリー

 

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そんな佐和子が加齢によるお肌の劣化、体型のゆるみ、佐和子のゴスロリ趣味を知らない会社の同僚がTVに出ている30歳すぎのアイドルに向ける冷ややかな目、そして自分のファンだった若い子からの残酷な言葉に打ちのめされる…のです。

 

クライマックスから畳み掛けるように佐和子の“魔法”が解けていくシーンは圧巻です。

 

 

結末は佐和子の苦しみから生まれました

 

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実は「コンプレックス・エイジ」の佐和子自身も、自分をお姫様に変えてくれるはずのゴスロリが、歳を重ねるごとに段々似合わなくなってきていることに気が付きつつありました。

 

ですが認めたくはなかったのです。

ただ好きな服を、いちばん似合う若い頃の自分のままで着ていたかっただけなのです。

 

この物語は、若い頃に味わった成功体験を、失いつつあるけれど手放したくはなかった佐和子が、苦しみの末に選んだ答えの物語です。

 

加齢とコンプレックスという永遠のテーマを扱った「コンプレックス・エイジ」は、大人の女性にぜひ読んでほしい作品です。

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