手汗のせいで自信が持てなくて…多汗コンプレックスとは?
緊張すると手に汗をかいてしまう…
今までの人生の中で誰もが経験したことがある一コマですよね。
ところが、手汗が多く出過ぎてしまって強いコンプレックスを持ってしまっているという人がいます。
緊張しすぎて手汗をかいてしまう…解決法とは?
手に汗をかきやすい人は、緊張しやすく心配症ということが多いのです。
人前に出て失敗してしまったらどうしよう、もし空気が読めない発言をしてしまったら、家に忘れ物や鍵のかけ忘れは無かったか…。
そんな日常の中で起きる些細な場面に、緊張しやすい繊細な人は手汗をかきやすいのです。
手汗をなるべくかかないようにするためには、そのとき張りつめた緊張を少しだけゆるめてプチリラックスしてみるといいでしょう。
例えば、家で使っているお気に入りのルームフレグランスの香りをハンカチや小物につけておき、緊張しそうになったらさりげなく嗅ぐと気持ちが落ち着いてきます。
またお気に入りの曲をイメージしたり、楽しい友人との休日を思い浮かべたりするのも緊張をゆるめることが出来る手軽な方法です。
気持ちを少し切り替えるだけで、気が付けば手汗は落ち着いていることでしょう。
また、ボディ用の制汗剤も一時的ではありますが手汗に効果があります。
スプレータイプやパウダータイプを携帯しておけば心強いですね。
ぽたぽた落ちるくらいの手汗だったら要注意!
もし手汗が常に大量に出てしまって、日常生活に支障が出てしまっているという場合は「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」という症状かも知れません。
手掌多汗症の汗かきレベルは
・緊張や運動も無いのに汗がいっぱい出る
・紙を持つとベタベタになるほど汗が出る
・物を持つと汗が伝うほど出る
と、通常ではなかなか無い程の汗量です。
これだけ手汗をかいていると、やはり困るのが人とコミュニケーションを取ることに抵抗が出てきてしまうこと。
人に触れるときや物を受け渡す時に手汗が気になって、消極的になってしまいます。
恋愛面でも手をつなぐことに躊躇してしまって、コンプレックスになってしまうのです。
手掌多汗症は医療機関で治療できます
もし自分や親しい方が手掌多汗症ではないか?と思った場合、医療機関で出来る対策法があります。
・塩化アルミニウム配合の制汗剤を医師に処方してもらう(肌荒れ・かぶれなど副作用あり)
・ボトックス注射で筋肉の動きを弱めて汗を止める(数ヶ月で効果がなくなります)
・交感神経を切るETC手術を受ける(手汗は止まるがかわりに他の部位に汗が出ることも)
治療することで症状が収まるのが何よりの効果なのですが、一番の効果は医師に相談できるという安心感をもてることです。
コンプレックスを無くせるならば
たかが手汗で治療なんて…と思ってしまいがちですが、そのせいで出来てしまった対人コンプレックスはいろいろなチャンスを自分自身で奪ってしまいます。
初対面の人とでも思いっきり笑顔で握手し、楽しいことがあれば友人とハイタッチ!したりできることは、何よりもあなたの生活をハピネスに変えてくれます。