一重まぶたは本当にコンプレックスなの!?その魅力に迫る!
コスメサイトやドラッグストアを覗いてみると、一重を二重にするグッズの多さに驚かされます。
確かに二重のまぶたは目を開くと上まぶたの皮膚が持ち上がるので、瞳の露出部分が大きくパッチリした目に見えて魅力的ですね。
ところが「パッチリした目が魅力的」という考え方自体が、日本の歴史の上では本当に最近のムーブメントだということをご存知ですか?
ここでは多くの人がコンプレックスに感じているという、一重まぶたの魅力的ポイントについてレポートします。
なぜ二重に憧れをもつのかをリサーチ!
日本人がなぜ二重を魅力的に感じるのか、それはズバリ西洋人コンプレックスによるものです。
西洋人のまぶたはほぼ二重で、ぱっちり縦に大きい目を持っています。
くっきりした目鼻立ちは元々日本人の顔には無く、うらやましいという想いがコンプレックスの元になっているのでしょう。
とはいえ、元はといえば小顔や8頭身が美しいという概念も洋服文化の西洋ならではのもの。
日本がまだまだ他の国を知らない平安時代から江戸時代の頃は、一重で切れ長の目が「目元涼やか」な美人の条件とされていました。
そう考えると明治時代が始まってから、まだ200年も経っていないため、日本での二重美人を始めとした現代美人の歴史はまだまだ浅いといえるでしょう。
世界的には一重はとっても魅力的
日本人女性は外国に行くととてもモテます。
肌のきれいさ、ストレートな黒髪、優しい心遣い(日本人キャリアウーマンは他国と比べてとても優しいと評判だそう)、極端に太りにくい体質、そして切れ長の目も魅力ポイントとしてあげられます。
目の端がすっと細くなっている目の形は「アーモンドアイ」と呼ばれ、アジアンビューティの象徴としてミステリアスかつクールな印象を与える知的さが人気なのです。
一重の瞳のお悩み解決法とは?
一重の人は「目つきが悪く見られやすい」「はれぼったい目がイヤ」と悩む場合が多いですが、実際はどうなのでしょうか。
例えば目つきが悪いと思われやすい人の多くは、視力が弱く思わず目をこらして人を見てしまう傾向がありますので、優しい雰囲気が醸し出せるメガネで視力を矯正することで簡単に解決する場合があります。
腫れぼったい目がイヤと悩んでいる人の多くは、歳を重ねるといつの間にか悩みが解消していたということが少なくありません。
これはまぶたの脂肪が、加齢と共に減っていくことが理由です。
中にはずっとなりたかった二重に、いつの間にかなってしまったという人もいます。
一重を活かしながらチャームポイントにする一番の方法は、やはりメイクです。
特にアイシャドウ選びは、一重をスタイリッシュに魅せる一番のポイントであり見せ場なので楽しくしっかり選びましょう。
色は目が腫れぼったく見えないよう「寒色系」か、ダークトーンがブレンドされた「暖色」を選ぶと失敗が少ないので良いでしょう。
中でもブルーやグリーン、ブラウンなどは一重の持つ良いイメージにピッタリのカラーです。
また、アイラインの引き方でおすすめなのがネコ目ラインです。
リキッドライナーを使い、目尻に一本まつげを書き足すようなイメージで上に「キュっ」とはねたようなラインを書き足します。それだけで目元が色っぽくなり、思わず見つめ返してしまいたくなるようなアイメイクに仕上がります。