対人恐怖症コンプレックス。超てきめんに緊張を和らげる簡単な方法とは
人は緊張するとノルアドレナリンという物質が分泌され、心拍数があがります。
通常では心拍数は60程度ですが、いわゆる心臓がバクバクする状態では心拍数は120程度にはねあがります。
これは健康にどの様な影響を与えるのでしょうか。
過緊張という危険
心拍数が120を超えた場合、緊張のあまり冷静な判断ができなくなります。
脳が非常事態と判断するので体の身体能力も低下し、足が震えたりうまく物が掴めない、過呼吸の発作をおこしやすくなるなど、危険な状態になる場合があります。
緊張をほぐす方法
過緊張になった場合、緊張をほぐすためにまず目をつぶって下さい。お腹に手をあててゆっくりと腹式呼吸を行いましょう。1,2,3,4と4拍で鼻から息を吸って、同じく4拍で口から息を吐き出します。
これを4~5回繰り返してみてください。わずか1分足らずで心拍数が100以下に低下するはずです。
楽しい事をイメージする
緊張のあまり「血の気がひく」という状態になる場合があります。
心拍数が上がると、人は体温が下がります。緊張して指先からどんどんと冷たくなる経験をお持ちの人は多いのではないでしょうか。
血の気がひいて指先が冷たくなったと感じたら、脳内で楽しいイメージを思い浮かべましょう。南国でイルカと泳いだり、すてきな男性とダンスするシーンを思い浮かべてみてください。
心に楽しいイメージを思い浮かべるだけで指先の温度は上がり、心拍数は下がります。
過緊張をほぐすには
一番簡単にできる過緊張をほぐす方法は、「太ももに手のひらを置く」という方法です。
体の中でも太ももは特に温かい部分です。柔らかくて温かい太ももに手のひらを置くだけで、緊張が和らぎ心拍数が下がっていきます。
いかがですか。
手を冷やさない、腹式呼吸を心がける、これで緊張がかなり和らぎます。
ぜひ参考にしてくださいね。