育乳って何?
近年アチラコチラで見かけるようになった『育乳』という言葉。
「育乳ブラ」なんてものも販売されていますよね。
育乳という言葉からは、赤ちゃんにおっぱいをあげる目的のようなイメージが有りますが、実際にはどのような意味で使われている言葉なのでしょう?
育乳ブラとはどんな効果をもったブラジャーなのでしょう?
育乳・・・・バストを育てるとは、どんな風に行うのでしょう?
育乳について調べてみました。
育乳とは
そもそも育乳とは何でしょう?
言葉をそのまま解釈すれば「胸を育てること」となりますよね。
その通り、「育乳」とは「バストを育てること」という意味なのですが、バストを育てるとはどういうことでしょう?
実は今まで「バストアップ」という言葉で表現されていたものを、下着会社が「ブラジャー販売促進」のための戦略として使い始めたキャッチコピーのようです。
バストアップという言葉は、そもそもバストの位置を高くするという意味であるのに、日本では「胸を大きくすること」の方がメインで利用されている言葉でもありました。
バストの位置を高くするという意味では、例えば某ブラジャーのキャッチコピーとして使われた「寄せて上げる」という機能も、バストの大きさを変えることなくバストの位置を高くして大きく見せるという意味ではバストアップそのものなのですが、女性の多くは「バストそのものを大きくしたい」という願望をもっている方が多く、ほんとうの意味の「胸を大きくする効果」と分類するという意味では「育乳」という言葉の出現は、むしろ必然だったようにも思います。
今後は「バストの位置を高くする」ことをバストアップ、「バスト自体を大きくする」ことを育乳と使い分ければ、より分かりやすくなりますね。
育乳ブラの効果とは
『育乳ブラ』と銘打って販売されているブラジャーは徐々に種類が増えていますが、各メーカーによって「育乳効果」には違いがあるようです。
育乳ブラは補正下着に分類されるものばかりですから、どのメーカーの物も何らかの『機能』を備えています。
では実際にどのような効果が得られるでしょう?
・脇や背中、お腹などから集めた肉や脂肪を胸に固定して流さない機能
・バストの形を整え、バストの位置を高く維持して固定化させる機能
・大胸筋を鍛えてバストにハリを持たせる機能
メーカーに寄って機能にある程度の違いがありますが、このような機能を備えたものが販売されています。
昔の補正下着といえば、白・黒・ベージュといった無難な3色で飾り気も殆ど無い、全く色気も素っ気もないような「機能だけを追求したもの」「機能のためにつけ心地は無視したもの」が殆どでしたが、近年の補正下着はつけ心地も考慮されており、締めつけ感も殆ど感じられないような素材でいながらホールド力・固定力をUPしたものが大変増えています。
またデザイン性も追求されるようになっており、パステルカラーを中心とした色やレースの模様など、見た目も普通のブラジャーと遜色ない可愛らしい物が数多く販売されています。